見てはいけない! ヤバい会社烈伝
青熊舎のイラストレーター、北沢夕芸がイラストを担当している書籍が東洋経済新報社から出版されました。著者の金田新一郎さんが現在も週刊東洋経済で連載しているヤバい!エッセイ(こちらも北沢がイラストを描いてます)をまとめたものです。
連載で使われたイラストには青熊舎で制作しているアニメーション、キャラクターに通じるものが見えてきます。
例えばこのカットは、上司にnoと言われた研究を密かに進め、今や会社の主力製品となった基礎研究とその会社の話をイラストにしました。noと言っている上司キャラを揶揄しつつ、対抗する社員同士の共闘関係を面白めに描いています。
弊社のeラーニングのアニメーションも社内の上下関係・チーム内の衝突や結束は度々扱われるテーマ。キャラクターをうまく味つけユーモアを交えて表現することを得意としています。
キャラクターたちに個性で差を持たせ、それぞれのキャラクターにもコントラスト(それぞれの事情)をつけます。外見と性格に落差を持たせたり、敢えて予想通りの性格にしたり。話が進むのと合わせて成長していくようなキャラクターも登場させるなどの工夫をしています。
年齢、性別、出身地などの設定を細かく詰めることもあれば、担当する仕事の内容を反映した性格にして話をわかりやすく見せることもあります。
インパクトがありすぎて違和感を感じるようなキャラクターでも、アニメが終わる頃には内容の理解が進むのと同時に親近感を持ってもらえるようなキャラクターを目指しています。