アニメ教材に大事なことって?伝えるためのキャラクターデザイン
突然ですが、教材にアニメーションを使う場合、大事なことってなんでしょうか?
シナリオ? 尺? 音や音楽?
どれも正解!……ですが、もうひとつ大切にしなければいけないものがあります。
それはキャラクターデザイン。
eラーニングにおけるキャラクターって実はとっても大事。
今回はそんなキャラクターデザインについて解説していきます。
目次
ターゲットを明確にする
「文字だらけのeラーニングは退屈だからアニメにしよう、キャラクター?eラーニングだからそこまで考えなくていいでしょ」
そんなふうに考えていませんか?
例えばこちらの二人のキャラクターのバリエーション。
ビジネスパーソン向けの講座に使うなら、どちらが合っているでしょうか?
好き嫌いは別として、実際に採用するとしたら、やはり右の男性キャラになるのではないでしょうか。
小学生向けの講座なら親しみやすく、見ていて楽しい画面になるように配色も鮮やかになりますが、ビジネスパーソン向けの講座では、子供っぽいキャラクターが視聴されない原因になりかねません。
どうしたら学びたくなるのか?受け入れやすくなるのか?ということを考えてキャラクターの雰囲気作りをすることが大切です。
もちろん、弊社では内容に応じて、あえて逆のご提案をすることもありますが、まずは基本を押さえておくとよいでしょう。
印象に残るキャラクター
「同僚や上司からクレームが入らないように、あたりさわりのない無難なキャラクターを作ればよいのでは?」と考えた人もいるかもしれません。
実際の案件でもそのようなご要望を受けることもあります。
確かに、無難なキャラクターは、誰にでも受け入れられやすく、どんな場面にも使いやすいです。
逆を言えば、記憶に残るような引っかかりもないとも言えます。
できれば、教育内容を思い出すきっかけとなるようなキャラクターがいいですよね。
たとえば特徴的なモチーフをひとつ足すだけで、見ている人の記憶にぐっと残りやすくなります。
また、飽きさせない工夫として解説役にマスコットキャラを置くのも効果的です。
メガネや髪型、服の色を変えただけで、ベースは同じキャラクターですが、ずいぶん印象も異なると思います。
まとめ
キャラクターデザインと一口に言っても対象となる学習者や学習内容によって考えるポイントはさまざまです。
青熊舎では、数多くのeラーニング向けキャラクターを開発してきたイラストレーターがそろっています。
「こういう場面にはどんなキャラクターが効果的なんだろう?」と悩んだ場合はぜひお気軽にご相談くださいね。